ある日「海外に住んでいて、さらにタイ語もできる」というアビリティを活かすことのできる仕事がないかと思案していた時に、情報取集はどうかと思いました。
海外(タイ)からの生の情報を入手するサービスです。
例えば、現地メディアの情報を直接「仕入れる」ことができます。
さらに官公庁の発行している情報、銀行の投資者向け情報などからも現地の経済情報を知ることができるかもしれません。
これがすでに商材としての価値を生み、商品になる可能性はないでしょうか。
具体例
たとえばある日、街中を見ているとタイに走っている車の車種が日本に比べて少ない事に気づきました。
「なんで少ないのか」「日本で見るあの車種が何で走っていないのか」という些細な疑問でしたが、調べてみることにしました。
まずタイ人の友人などに聞いてみたのですが、情報なし。
というか、そんなこと考えたこともないという感じでした。
確かにタイで生まれ育っているわけですから当然ですよね…
googleで「なんで車種が少ないのか」などと検索してみましたが、ヒットせず。
情報の探索の仕方はその国に合わせて
実はタイで一番効果的な取材の方法は突撃取材です。
それで、行きつけのTOYOTAディーラーに行って聞いてみました。
すると、タイでは中古車輸入にに328%もの税をかけているから、中古車が外国から入ってこないんだとの回答を得られました。
どうやらタイでは国内産業保護のために税を課しているということでした。
外国から中古車が入ってきたら国内で製造している自動車の売れ行きが悪くなりますもんね。
という事はタイ国内で製造している車種(タイ国産車)のみ安価で手に入ることになります。
で、「一体タイでは何の自動車を作ってるのか?」との疑問が出るわけで、検索…..の繰り返しになります。
結果、日本メーカーのほとんどがタイに生産基地を置いている事、BMWなんかもタイ生産をしていることを知りました。
ついでに、日本は外国車に関税をかけずに国産車と真っ向勝負をしているという事実も知り、
改めて日本ってすごいなと思いました。
商材としての価値
これだけの情報はできましたが、一体だれが欲しいというのか…
現在それが悩みです。
確かに、こんな情報が欲しい人いるんでしょうか。
顧客がいなければビジネスは成立しませんし、現在は顧客探しがテーマでしょうか。
いずれにせよ、語学や行動力は磨き続けようと思います。