「いらっしゃいませ、○○へようこそ!」日本で店舗に入ると店員さんが声掛けをしてくれます。
タイ国内ではどうでしょうか。
そもそも接客という概念があるのでしょうか。
タイの接客業
タイでどんな店舗であれ店舗に入ると、まず気付くのが「店員が多いな」ということです。
日本では少し前は「ワンオペ」などといわれ、一つの店舗を一人の店員(時にアルバイト)が切り盛りしている姿を目にしました。
大変だなと思ったものですが、考えてみると合理的で店側にとっても人件費、店員も一人で好きなように仕事ができていいのかなとも思いました。
そこでタイに来て思ったのは、先ほども述べた「店員が多いな」という事です。
時に買い物をすると自分の後ろを店員がぞろぞろとついてこられることもしばしば。
店員が多いのはなぜか
タイの人件費は300バーツ/日となります。日本の人件費と比べると激安になります。
300バーツは約1050円なので、タイ人は日給1050円で働いていることになります(時給ではない)。
しかも定時が10時間労働の会社も少なくないのでタイ人は大変です。
タイの人たちを見ていて意外に思うのが、少ない給料でも「よく働くなぁ」という印象です。
タイの接客の現状
タイ人は少ない日給と勤務時間でよく働くなとは思いますが、実はよく見てみると…
ふとタイの店舗を見渡してみると、何もしていない人や時にはスマホをいじっている人、場合によってはyoutubeを見て爆笑している人まで。
こんな接客をして怒られることはないのか、クレームが来ないのかと心配になることもあります。
しかし問題ない…これがタイ社会のようです。
タイ接客の価値
タイでは店員が多いというのがおもてなしになるのかもしれません。
ちょっとした買い物なのに荷物を持ってくれたり、こちらが恐縮してくれるサービスまで提供してくれます。
彼らからしたら、従業員が多くて暇をしてたのでなんてことはないのかもしれませんが..
いずれにせよ、なんか気になります。
ただ、このようなタイの商売の気質を知っておくとタイでビジネスを行うときに役に立つのかなと思います、我慢するときに…