タイの面白法律

外国に来ると日本との文化、食事、生活、言語などの違いに気づきますが、法律の違いに驚かされることもあります。


そう、「自分たちの常識は他の人の常識ではない」ことがあります。

UFOキャッチャーが違法?


7/27日のYahooニュースでタイ国内にてUFOキャッチャーが続々撤去されているというニュースを目にしました。


この記事を読んで、そんなことあるの?という感想を持った方も多いかもしれません。


私もそう思いました。なぜこんなことになったのでしょうか?


UFOキャッチャー撤去の根拠は賭博法違反などと書かれていましたが、実際はどうなんでしょうか。

そもそもタイでは認められていない


実はUFOキャッチャーが違法というのはずっと言われてきたことのようです。


タイ人スタッフに聞くと「そりゃそうだ」というリアクションが返ってきました。

当たり前のことのようです。


どうやらUFOキャッチャーはお金を入れても「賞品を取れる時もあれば、取れないときもある」為に賭博要素があるという事です。


確かに。と思いますし、なんだかなとも思います。


でもそれがゲームなのでは?とも思いますがそれは解釈の問題のようです。

なぜ今になって強制執行


ずっと許可されていないものがなぜ街中にあふれ、みんな使用しているのかと疑問に思いました。


でも、そこがタイなのかなとも思います。


法律が立法されても施行するのかしないのか…いつ始まるのかは誰ぞ知らずという感じでしょうか。

鷹揚な気持ちで


タイを表す気質に「のんびりしている」「微笑みの国」などと言われるが、全てのことにのんびりしているわけではないようだ。


実は賭博に関しての法律はタイは厳しく、トランプをはじめカードゲーム自体が禁止されていたりします。


トランプを使ってギャンブルをするに決まっていると国民を疑っているようにも感じます。


ですから、街中でトランプを買うこともできません


…でも実際は暇な人たちが集まってトランプでかけ事をして暇つぶしをしています(どこで入手したのか)。

タイだなぁと感じる瞬間です。

雨のバカンス

スケジュールが空いたのでバカンスに行こうという話になりました。


タイ南部に住んでいるのでビーチには事欠かないので今回はライレイビーチに行こうという話になりました。


ライレイビーチはここです。

島ではなく陸続きですが船に乗っていかなければなりません。

 

あいにくの雨

ただ今日はあいにくの雨でした。


今はローシーズン(観光シーズンではない)なので天気も悪く、あまり船も出ていません。

 

実際に雨でした…


ちなみにタイの観光シーズン(ハイシーズン)は12月~4月、観光に向かないローシーズンは5月~11月となっています。


なので、現在はローシーズン真っ最中です。

 

タイの観光産業

 

実際にタイの観光業はタイ国全体のGDPの15%~18%を占めるとされ、

 

さらに観光業に携わっている人が800万人ほどいるとされています。


概算ですが、タイ国民の約10人に1人が観光業に携わっていることになって、


日本と比べるとタイの観光業は産業として非常に大きなシェアを占めています。

 

波の高い中の船旅

 

ライレイビーチまでは船旅といっても15分ほどの事ですが、

 

ロングテールボートで行く天気の悪い日の15分はなかなかスリリングでした。


波が高く雨が降ってきたり…


ただついた時には天気は晴れになり、いつも通りの美しいライレイビーチでした。


今日は泳グ予定はなかったので、事前に調べてあったカフェTew Lay Bar

 

ここはフロアデッキになっており、フロアに直接座るスタイルになっており、


本格的なピザをはじめ満足のいく食事を楽しむことができます。


その他にも店の外にはインスタ、Twitter、などのSNS用の写真を撮るためのスポットがあります。


木の枝の先にあるフロア(結構高さがある)、鳥の巣型のチェアー(これも結構高いうえに下は岩場)。

 

海に入らなくても十分楽しむことができます。


結果的には雨でびしょびしょになりましたが、楽しいバカンスでした。

タイの外国人労働者状況

タイ労働省(กระทรวงแรงงาน)発表によるとタイ国内には現在156万人の外国人労働者がいるようです。

 

最も多い外国人労働者は日本人


その中でも統計的に最も多いのが日本人であるというのをご存じでしょうか。


約15000人が仕事をしています。


次点は中国人で13200人、次いでフィリピン人12900人です。

タイ就業日本人が外国人より多いというのは意外でした。

 

でも日系企業で仕事をしている人は駐在としてタイ勤務という事もあるので、納得のいく数字です。

 

ちなみにタイ国内の日系企業は約6100社ほどのようです(JETRO調査)。

 

何をもって「日系企業」というのかは、いろんな解釈がありそうですが…

 

日系企業が多いために、タイ現地で就職する人も多くなっています。

日系企業とはいえ、タイで就職を果たす人は勇気があるなと思います…

 

実際の勤務は日本人と行い、顧客も日本人で日本語のみ使用する業務がほとんどのようですが。

 

それでも知らない道を通勤し、会社に入り、人間関係を行うわけですから特別な経験だと思います。

 

一方、タイを拠点としているノマドワーカーも多くなってきているようです。

 

ところで、ノマドワーカー、フリーランサー、フリーター、外こもり…どのような違いがあるんでしょうか…

タイで得られるビジネス情報とは


自分について考えてみた

 

「海外に住んでいて、さらにタイ語もできる」というアビリティがあることに気が付きました。

 

それで情報取集業務は行うことができるのでは?と思いチャレンジしました。


例えば、現地メディアの情報を直接現地から「仕入れる」ことができます。

 

現地メディアや行政、企業の現地語pressを収集可能
現地メディアや行政、企業の現地語pressを収集可能


これがすでに商材としての価値を生み、自分だけが知ることのできる価値のある情報ということになります。

 

考えてみれば、紙媒体であれネット記事であれ誰かが収集や翻訳を行っているので、先回りするという事です。

 

たとえばある日、街中を見ていると車の車種が日本に比べて少ないなと気づくことがありました。

 

台数は多いのに車種が少ない…

タイ人の友人などに聞いてみたのですが、気づく人もいれば気づかない人もいる状態でした。

 

確かに日常生活のことなので考えたこともないのかもしれません。

 


それで、自分で調べてみようと思いました。


どのように調べたらよいかと試行錯誤ののち、googleで「なんで車種が少ないのか(タイ語 ทำไมมีรถแต่ไม่กี่ชนิด)」などと検索してみましたが、ヒットせず。

 

情報の探索の仕方はその国に合わせて


タイでは一般的にヒマしている人が多いので、突撃取材にも対応してくれます。

 

それで、行きつけのディーラーに行って聞いてみました。


すると、タイでは輸入中古車に300%もの関税をかけているから(正確には328%)、中古車が外国から入ってこないんだとのことでした。


300%?と思いながら、「関税 300%」などと検索すると、タイでは国内産業保護のために関税を課しているということでした。

 

外国から中古車が入ってきて、国内で製造している自動車の売れ行きが悪くなる事を警戒しての対応のようです。

 

ですから、主要自動車生産国の日本が輸入中古車の関税をかけてないというのはすごいことだと思います。正々堂々製品で真っ向勝負という事でしょうか。


情報収集の結果「では、一体タイでは何の自動車を作ってるのか?」との疑問が出るわけで、検索…の繰り返しになります。


結果、日本メーカーのほとんどがタイに生産基地を置いている事、BMWなんかもタイ生産をしていることを知りました。

これだけの情報を手にしたのちに、その情報が欲しい人に出会います。


彼らは私の検索した情報がほしいようです(何に使うのかはわかりません)。

 

そこでビジネスが成立します。

 

語学と行動力は大切、というお話でした。

世界一の渋滞都市バンコク

タイの首都バンコクには約1000万人の人が住んでおり、全国民のおよそ6分の1が国土の0.3%の中に詰め込まれていることになる。


生活道路の総面積は120㎢しかなく、これによって悪評高い「バンコクの渋滞」が発生するに至っている…

 

バンコクの渋滞実態

バンコクの渋滞はイメージ的なものではなく、実際2017年のBBCの統計でも渋滞のために車内に閉じ込められる時間統計でも、1年間で平均61時間と、38か国1064都市中1位となった。


バンコクで過ごすと、実際いつでも渋滞に巻き込まれる。

 

渋滞に巻き込まれてしまうと1時間以上も車が全く動かないなんて言うこともざらだ。

 

住民の数と都市計画が釣り合っていないのかもしれない。


生活道路も交差点が少ないために、Uターンポイントが多く、その度に大渋滞が発生している。


車に乗りながらgoogle mapなどで確認すると交差点やUターンポイントが真っ赤になっており、渋滞が頻発していることが確認できる。

 

渋滞を利用したビジネス


せっかく渋滞が頻発するならそれをビジネスにしようと試みる企業も登場している。


Flare(Thailand)Co.、Ltdなどは車体に広告を出し、渋滞しているので人の目に留まるというビジネスのようで賢い。


Flareは日系企業だが、あらゆる機会をビジネスに変える企業はたくましいと思う。

 

タイの祝日

タイと日本の間でビジネスをしていて意外と見落としがちなのが祝日。


こちらの予期していないときに「今日はタイの祝日なので会社は休みです」なんてことがたまにある。

 

もし取引をするときはタイと日本の大型連休の兼ね合いを考えて発注をしなければならなくなります。

 

主にタイの祝日は仏教やタイ王室関係のものになります。

 

特にタイの国王が代替えした時の国王誕生日など、日本人の私たちではうかつにスルーしてしまう祝日も多くなります。

 

新国王の誕生日は7月28日であり、旧国王のプミポン国王は12月8日だったので、新国王にちなんだ祝日などは要注意となる。

 

先日も7月28日に取引先に連絡して発注をしたら、応答がなく何事かと思っていたら「新しい祝日です」との事…しかも今年は即位年とのことで前後3日が連休だったとの事。

 

さらにタイの場合、祝日に関連してアルコールの販売が停止することも注意しなければならない。

 

タイでは仏教や政治、タイ王室に関係した祝日にはアルコールの販売が禁止される。

 

POSシステムでスキャンできないように登録されているようで、無理を言って売ってもらおうとしても無理というもの。

 

タイの祝日なんてどうやって知ればいいのか、という方にはスマホで滞在国設定をすれば自動でタイの祝日がアップデートされます。

 

そうすると今度は、日本の祝日を忘れてしまうなんてことがあったりして。

 

いったいどうすればいいのか思案中です。


【ご挨拶】ブログ始めました その2

タイの生活は刺激にあふれ、興味深い情報も多いです。

 

一般常識も日本とは異なっていて、10年間住んでいてもまだ「そんなことあるんだ」という事も多いです。

 

タイの街並みは景色、匂いも日本とは違います
タイの街並みは景色、匂いも日本とは違います

例えば、最近は日本のクレーンゲームがタイでは「ギャンブル」とみなされて撤去されるというニュースがありました。

 

その他にも法律上、ビジネス上、人間関係でも面食らうことや興味深いことが目白押しの生活です。

 

普段の生活での気になってことも発信できればと思います。

 

タイ語についての情報も

 

また、「日本人にとって難解な言語ナンバー1」などといわれることの多いタイ語ですので、もしマスターできれば、日本⇔タイ間のビジネスで有利になるかと思います。

 

最近は物販関係者の方々へのサポートとなるような業務も行っています。


物販関係者の中では低価格、高品質の仕入れができるタイは「ブルーオーシャン」などと評されることも多いようですので、その辺の実態や、なぜ参入者が少ないかなど今後の展望も発信したいと思います。

 

外国での暮らしに不便は付き物ですが、長く暮らす方法、日本と同レベルの生活水準を維持する方法なども探っていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします!

 




【ご挨拶】ブログ始めました

タイに移住して10年になります。

 

日々思うこと、タイでのビジネス、海外生活などの記事を書いていきたいと思います。

 

東南アジアの喧騒を想像される方もいるかと思いますが、私の居住地区は穏やかなところです

どんなブログにしたいか

 

日本ではできないような経験や仕事などを発信し、有益な情報源となれれば何よりです。

 

ビジネスでタイの南部と中央部を行き来しています。

 

ビジネスは日本語⇔タイ語の翻訳業務、市場リサーチや仕入れ代行業務などを行っています。

 

妻と猫2匹、さらにチンチラ(ご存じ?)2匹との生活を送っています。

 

タイで生活するための費用、ビザ、食事などの生活情報なども発信できればいいかな、なんて思っています。

 

今後ともよろしくお願いします。