タイの首都バンコクには約1000万人の人が住んでおり、全国民のおよそ6分の1が国土の0.3%の中に詰め込まれていることになる。
生活道路の総面積は120㎢しかなく、これによって悪評高い「バンコクの渋滞」が発生するに至っている…
バンコクの渋滞実態
バンコクの渋滞はイメージ的なものではなく、実際2017年のBBCの統計でも渋滞のために車内に閉じ込められる時間統計でも、1年間で平均61時間と、38か国1064都市中1位となった。
バンコクで過ごすと、実際いつでも渋滞に巻き込まれる。
渋滞に巻き込まれてしまうと1時間以上も車が全く動かないなんて言うこともざらだ。
住民の数と都市計画が釣り合っていないのかもしれない。
生活道路も交差点が少ないために、Uターンポイントが多く、その度に大渋滞が発生している。
車に乗りながらgoogle mapなどで確認すると交差点やUターンポイントが真っ赤になっており、渋滞が頻発していることが確認できる。
渋滞を利用したビジネス
せっかく渋滞が頻発するならそれをビジネスにしようと試みる企業も登場している。
Flare(Thailand)Co.、Ltdなどは車体に広告を出し、渋滞しているので人の目に留まるというビジネスのようで賢い。
Flareは日系企業だが、あらゆる機会をビジネスに変える企業はたくましいと思う。