タイでの商業リサーチをするにあたって、様々な手段で情報を仕入れるのですが、
実際に訪問してインタビューをするのは結構効果的です。
そこで得た情報をいくつか公開したいと思います。
チャトチャック市場に行ってみた
常々、タイのチャトチャック市場はこんなに人気があるのに、
なぜインターネット上で商品の売買が行われないのか疑問を持っていました。
ネットで調べたのですが、ECサイトのようなものもありません。
チャトチャック市場には4000以上の事業主が参入していると思いますが、
「チャトチャック市場内に出店」と宣伝している店舗も非常に少ない印象です。
それで、時間があるときにチャトチャック市場に行って一定数のオーナーにインタビューしてみました。
誰がまとめ役?
実際にインタビューして分かったのは、チャトチャック市場自体を束ねているのはタイ国鉄だということでした。
タイも一昔前の日本のようで、全体的に言って官のすることにはホスピタリティがないように感じます。
各店舗オーナーの間に組合などはないそうですので、束ねている人がいないという結束がない状態になっているのかもしれません。
メリットは賃料が安いことでしょうか、一区画1800バーツ(約6300円)で借りれて、観光客が20万人/日訪れるようです。
各店舗の関係は?
各店舗同士の協力関係ははっきり言ってほとんどないようです。
むしろ各店舗同士はお互いがけん制しあう関係のようで、隣の店舗であってもお互いの連絡先は伝え合っていないようです。
下手に連絡先、SNSを教えると「ヘイト合戦が行われる」との心配の声を上げている店主の方が印象的でした。
入れ替えが激しい
チャトチャック市場についてはいろんな情報がありますが、
その都度の情報が異なっている事に気づかれる方もおられるかもしれません。
なぜなら、チャトチャック市場のテナントの入れ替えは激しいからです。
なので情報を利用するときには古い情報に気を付けてください。
また他の人が一つのショップについてあーだこーだいう事もあるかもしれませんが、気を付けて冷静な目で判断するようにしましょう。